『サーファーの目の実態』と『紫外線対策の落とし穴』
5月から秋までのシーズンが、1年の中でも最も強い紫外線ですが、
みなさん、紫外線対策は万全ですか!?
日差しの強い今の時期には、とくに真剣に考えたいですよね。
瞼裂斑(けいれつはん)あまり耳にしたことの無い名前です。
しかし、以前TVの情報番組でも大きく取り上げられておりました。
そこで愕然とした数字が・・・
「サーファーの92%がこの瞼裂斑(けいれつはん)になっている」
というのです。これは驚きの数字です。一瞬怖くなってしまいました・・・
▼瞼裂斑(けいれつはん)とは、どういうものなのか?
しろ目(結膜:けつまく)と くろ目(角膜:かくまく)の境目、正確には白目の上にできる白黄色の隆起で、どちらかというと鼻側に多く見られるといいます。
(画像:眼科医大・慶応大学医学部卒業生有志HPより引用)
くろ目に向かって覆い被さるように白い部分が盛り上がり、のびてくる翌状片(よくじょうへん)などは、よく耳にしますが、この瞼裂斑(けいれつはん)もサーファーに多いという調査結果なのです。
翼状片と違い、くろ目にのびてくることはありませんが、慢性的な刺激や太陽の光などが影響していると考えられているようですがひどくなってくると手術が必要のようです。
▼なぜ、サーファーに多いのか?
反射、直射、散乱が大きな原因と言われています。
それは、水面からの反射、太陽からの直射、そして大気中の微粒子などによる光の散乱です。これだけの紫外線を知らず知らず私たちサーファーは、浴びているというのです。
(画像:気象庁紫外線観測結果より引用)
▼では、一番の予防対策は?
やはり紫外線を浴びないように、外出時はつばの広い帽子をかぶり、さらにサングラスをかける。室内では、窓に紫外線カットフィルターを貼る。
-そうえいば、外国人はなぜサングラスをかけている人が多いの?-
これは、瞳の色に関係があるようです。瞳の色が薄い外国の方は角膜炎になりやすいようです。なので、外国人の方はサングラスを良く使います。日本人の目は外国人の方と比べれば少し強いですが、基本的には同じのようです。日本人でも瞳の色が薄い方多いですよね。
サングラスをかけると人相が悪くなってしまうというイメージを持っている日本の風潮が外国にはないのも普及にかなりな役割を担っていると思います。バスの運転手さんもサングラスを常にかけている人がいっぱいいます。日本では業務上禁止されているところも多いようですが、見習いたいですよね。
実はサングラス、海外トリップ時だけでなく、日本でも習慣づけたい予防対策の一つなのです。
海への運転中などもサングラスでの紫外線対策を!
もうひとつ、驚いたのが日焼け止めクリームの誤った認識。
▼紫外線対策の大きな間違い!?
日焼け止めクリームのみで、紫外線対策が出来ていると思っている方も多いと思いますが、
実はここに落とし穴が・・・
よくある間違いは、
(1)短時間の外出や室内にいる時は紫外線対策をしない
(2)日焼け止めを塗れば対策は万全だと思っている
▼なぜ、間違いなのか?
(1)の一年中降り注ぐ紫外線は、毎日少しずつ肌にダメージを与えます。
その蓄積で、いつしかシミやシワができるのです。“貯金”をしない日々の努力が必要ということです。
(2)の日焼け止めについては、効果を過信して、知らないうちに日焼けしてしまう人が大変多いようです。紫外線を防ぐ効果を示すSPFの数値の高いものは安心感があります。しかし、これは1平方センチの皮膚に2ミリグラムを塗った時の紫外線防止効果を表す数値。顔全体の塗布量では 500円玉くらい。
なので、こまめに何度も、そして顔以外の手足にもクリームを塗ることが必要なのです。
以上のことをふまえ
▼『紫外線の強い季節』に
ラヴサーフがオススメする、万全な紫外線対策法です!▼
1 つばの広い帽子
→陸でも海でも使用したい!「TAVARUA」サーフハット
かぶり心地が軽くて快適なLOST CAPもあります。
(こちらは日常使いにおすすめです)
2 サングラス どうせかけるなら、お洒落なものを選びたい!
→そこでオススメなのがあらゆるエクストリーマーから指示されているアイウェアブランド!
3 日焼け止めクリーム
→普段使いは、ナチュラル素材のオーガニッククリーム
『SALT & STONE』SPF 30 PREMIUM SUNSCREEN LOTION (チューブ)
→海ではしっかりガードできる落ちにくいスティックタイプ
プロフェッショナル仕様のスーパーUVカットがおすすめです。
『BRISA MARINA』EX UVスティック(ロール) SPF50+,PA++++
最後に、天気による紫外線量割合の補足・・・
晴れを100として
・晴れ100
・晴れ時々曇り80
・曇り60
と実は、曇りの日もかなり紫外線が強いのです。
油断せず、海だけではなく、楽しく快適に波乗りを続けるためにも
これからは日頃から紫外線対策を実行していきたいものですよね。