DOS-DIABLO

モデル解説

元祖モデルになるとなった『コンクエスト』の誕生した2008年から進化し続けている日本限定モデルです。「アウトラインこそがサーフボードのデザインで最も重要だ」とするMAYHEMの最先端シェイプ哲学を形にした最新作。MAYHEMが今まで以上にプロトタイプを制作し、熟成する時間をかけ手がけているのが、販売本数NO.1を誇る、この日本限定シリーズです。

悪魔のように波を取り、悪魔のように波を刻めるようにと、2014年に発表された「CONQUEST EL-DIABLO」モデルをさらにファインチューンしたNEWバージョン。ノーズとテールのアウトラインに調整を加え、見た目も洗練されたフォルムでよりクールになり、ノーズに若干加えたロッカーとウイングレスのスカッシュテールのアウトラインが、パフォーマンス性を向上させ、掘れた波から厚い波、小波まで幅広い波質やサイズで乗り易くなっています。

元々のCONQUESTモデルから受け継がれた『ウネリからテイクオフできる』という究極のテイクオフ性能は、２世代目「CONQUEST EL-DIABLO」で非常に向上し、加えて驚くほどのパフォーマンス性能を実現しました。
昨年のラヴサーフカップではほとんどのクラスの優勝者が「CONQUEST EL-DIABLO」を使用。ただテイクオフが速いだけではなく、パフォーマンス性能が非常に高いことも実証されました。

2015年からはモデル名から「CONQUEST」が抜け、『DOS-DIABLO』となりました。今回加えられた改良によってさらに進化し、あなたが「厚めのボードは動かない」という概念をお持ちなら、この『DOS-DIABLO』に乗った瞬間にそれを覆すことになるでしょう。波待ちしている時の視線が高くなることにより、誰よりも有利にセットを見つけ、より早く的確なベストポジションのピークへパドル移動することができるようになります。テイクオフのパドルと同時に板がするすると反応良く走り出します。ウネリからゆったりとした余裕のあるテイクオフでスタンスが決まり、掘れて速い波でもテイクオフの速さでメイクできるようになります。今まで乗れなかったアウトサイドからだけでなく、より広範囲から乗れる波を選び出し、乗りまくることが可能です。

『テイクオフ性能』だけでなく、このモデルの持つ『スピード維持性能』もお忘れのないように。今まで失速してしまって走り抜けられなかった波のパワーレスなセクションも、このスピード維持性能により駆け抜けることができるのです。「抜けられない、抜けたかった波」が攻略できるようになるのです。スープになってしまいボードが失速し、その前に出られなかった経験が誰でもあるかと思いますが、このモデルの特性である『スピード維持性能』により、そんなことがなくなるでしょう。
この『DOS-DIABLO』モデルは日本の波質で十分なテストを行なっています。LOSTジャパンの西井とLOST USAのメイヘムが長年研究開発を進行させているシリーズ最新作。40歳以上の週末サーファーをエキスパートのようにウネリからテイクオフさせてくれ、その日の良い波に乗りまくれ、そして全く厚いボードには見えないルックスの、究極のショートボードです。特に混雑した週末にしか波乗りにいけない方にオススメです。

『DOS-DIABLO』に乗って欲しい方は以下のような方です。

1　安全にウネリからテイクオフしたい
2　セットの波を誰よりも早くテイクオフして乗りまくりたい
3　乗ってから軽々ボードを動かしたい
4　週末の混雑した波乗りがメイン
5　動かない浮力だけのボードには乗りたくない