サブドライバー
リリース開始以来『SUB-DRIVER』モデルはWQS選手のコンペティションボードとして最も成功し続けているモデルです。世界中のコンペティター達は、WQS(ワールドクオリファイシリーズ)の多様で、そして予測できない波に対するクィーバー(武器)として『SUB-DRIVER』モデルをリクエストしているのです。
2010年の最初の開発は、「コロヘ・アンディーノ」のために行いました。2011年になり、コロヘはWCTへクオリファイする為のシーズン中に『SUB-DRIVER』モデルに乗り、5つのWQSの大会の全てを『SUB-DRIVER』モデルに乗って優勝したのです。
その2011年に「ミック・ファニング」は気づきました。コロヘが古くて処分した『SUB-DRIVER』モデルをLOSTから持ち出しローワープロで多くのヒートを勝ち進んだことは今ではとても有名なストーリーとなっています。「ミック・ファニング」は、「スモールウェイブでのコンペティションボードとは一体どうあるべきかの認識が完全に変わった」とその後語りました。彼は2013年にワールドタイトルを取る中で、彼は何回もワールドツアーで『SUB-DRIVER』モデルを使用しました。それ以来、このデザインはさらに世界中から注目されるようになるだけでなく、チームやその他のサーファー達が乗りコンペティションシーンで優秀な結果を出すサーファーがより増えたのです。
我々は今でも相変わらず彼らのニーズを満たす為にこの『SUB-DRIVER』モデルを多く作っています。元々、これは「DRIVER」モデルのノーズとテールを約1インチ、ハンドカットしてアウトラインを引き直しシェイプしたのです。なので「DRIVER」モデルよりも『SUB-DRIVER』モデルは、ワイドなアウトラインになっていて、ロッカーも少なくなっています。もっとも目立つ仕様は、平均的なノーズより少しワイドなところと、フィン部にあるテールまで続くスパイラル(状)VEE、ワイドなヒップテールブロックです。
『SUB-DRIVER』モデルにワイドなノーズやテールは、エアーの着地の時に安定感を与えてくれます。フィン前方からのワイドなヒップは、ドライブするためにカーブを抑え平行したアウトラインを作り上げています。フィンの部分に存在する目立つヒップ(バンプ)は、タイトに曲がるとき、パワフルにターンするとき、サーファーに回転するポイントを提供してくれます。
ワイドテールブロックは、小さな波で遅いスピードのときにでも、安定した動きを提供します。デザインの開発が進み当初よりもより短いボードに乗れるようになっています。レールロッカーは、前方の足元にある控えめなシングルコンケーブから後方フィンの移行しながら、ダブルコンケーブになり、テール部でスパイラル(状)VEEまで続きます。ダブルコンケーブは十分な量がテールまであり、これによりリフト感が増し、パワーレスの波でさえ、水の流れを整えて噴出し、スピードを維持する手助けしてくれます。上手いサーファーは「小さな波でもブッシュバック(反応)してくれる」と言ってくれます。
『SUB-DRIVER』モデルは、プロだけに有効というものではなく、プロが選ぶよりも長くて一回り大きめの「BROディメンション」から選ぶことにより一般サーファーにとっても本当にパーフェクトなデザインでもあります。小波であっても、たっぷりとドライブ感を与えてくれる短くて丸いアウトラインデザインは、容易に波をキャッチでき、スピードをつけていくことができます。
「プロ-フォーマンスシリーズ」の中で、スモールウェイブビーチブレイク用と位置付けされる『SUB-DRIVER』モデルは、コンペティション用の「PROディメンション」と、一般サーファー用のサイズ「BROディメンション」があります。
ストックボードで用意しているスカッシュテールだけでなく、ラウンドやスワロウテールデザインはカスタムオーダーにて製作が可能です。