レトロリッパー ジェイピー
LOST『RETRO RIPPER-JP』デザイナー本人”MAYHEM”の解説動画
『RETRO RIPPER-JP』の、ベースモデルとなっているのはUSAモデルの「RETRO RIPPER」です。その「RETRO RIPPER」USAモデルはやや大きめサイズ波対応モデルなので長さの割にはボリュームが足らないので、私たち小柄な日本の35歳以上の大人のサーファーが乗ることを前提とし、日本の波質に合うように、メイヘムへリクエストして完成したモデルです。日本の週末サーファーさんでも乗りやすいように浮力ボリュームを与えて、ボード全体のデザインを見直し、日本限定モデル仕様です。
尖ったポイントノーズエリアは鋭く見えますが浮力がたっぷり有り、その見た目よりも優しい安定感が有るだけでなく、パドルやテイクオフの速さはポスト・ディアブロシリーズと西井とメイヘムは呼んでいます。
シェイプデザインは最先端で最新性能ですが、80年代のボードのデザインを取り入れています。レトロというモデル名は、80年代のサーフボードから影響を受けたくちばし形状のビークノーズと、フラットデッキと一緒にデザインされた角度が急に落ちているステープレールシェイプデザインであり、メイヘムが1番最初に手書きで描いた大きなMAYHEMマークを標準としているからです。
フラットデッキ構造の、最大数値の厚さ部分が、ボードセンターエリアにより多くあるボードなので、CL数値以上の高速なパドル性能が味わえます。ボトムのデザインは、エントリー部はシングルコンケーブでフィン前エリアからダブルコンケーブへ変化してエンドセンターフィンエリアから最後部へかけて角度が急になる、VEEボトムデザインは、フラットデッキ構造との相性に優れ、ボードを軽快に振り回すことができる設計です。
1番最初に目に入る個性的で最も特徴的な『ダブルウイングー・スーパースワローテール』デザインが採用されていて、
テールエンドへ向かい1ウイングごと2段階にナロー(細く)なっているからだけでなく、スーパースワローテールの1.5インチの切り込みにより、
大きな浮力を感じさせずに、バックフットが多少前にスタンスしてしまった時でも、敏感に素早くコントロールできるようになっています。
『RETRO RIPPER-JP』は、5フィンプラグを搭載しているので、トライフィン、TWINプラス1、QUADフィンで乗ることができます。この『RETRO RIPPER-JP』のフィンセッティングのおすすめは、QUADフィンです。『RETRO RIPPER-JP』専用のQUADリアフィンの位置は通常のQUADリアフィンのよりも、センターフィンよりへセットできる位置に設定されています。乗り味はQUADのルースさとTRIフィンのエンドフィンピポットの中間になる性能で乗れるのです。この『RETRO RIPPER-JP』専用のQUADフィンセッティングであれば、波がホロー(掘れる)しないマッシー(厚い)な良い波とは呼ばない波質でもターンした時にレールが波に食われにくいように、テールまで上手く回るようにターンを補助しイージーにサーフさせてくれます。
モデルLOGOマークも新しい、1987’MAYHEMやレールロゴマークに合わせてグリーン、ブルー、レッドの3色をご用意。
『RETRO RIPPER-JP』は、シェイプデザインやLOGOマーク、テールデザインなどの見た目の乗りたくなるカッコ良さだけでなく、ディアブロシリーズに負けず劣らずなパドル&テイクオフ性能を持ち合わせている、ポストディアブロモデルなので、現在ディアブロシリーズご愛用の方が、次に乗るボードの1番候補になるモデルであるコンセプトデザインです。