LOST『XTRーFX』素材のボードを選ぶ2つの大きな理由は?
サンクレメンテから昨年末に日本へ到着した、
西井の新パーソナルボード『LAYZ POTATO』XTR-FX素材のボードで2014年初乗りしてきました。
FINは、WARd5フィンをQUADセッティングと、
QUADの小さめのリアフィンをセンターにした、TRIセッティングで乗ってみました。
この『LAYZ POTATO』XTR-FX素材のボードは、もちろん最新のFCSIIプラグ搭載ですので、
AUROLAフィンを使う時は、
*フィンがズレないように、
*水流をBOX内に入れずに流れをスムーズにする為に、
こちらのように、インフィルキットを使っています。
FCSIIプラグ搭載のボードには、FCSのスクリューが付いていないので、
ネジも10本、後から自分で入れて乗っています。
ボードサイズは5’5″のWEBに掲載されている既製サイズと同じ↓コレ↓です。
5’5″ x 19 5/8″ x 2 1/4″ | (165 x 49.8 x 5.7 cm) | 中級者47~52kg 上級者52~57kg | 27.5cl |
やっぱりイイですね『XTR-FX』のフレックス感は。
今まであったXTRカーボン素材の中で一番POLYに一番近いしなやかさでボードを踏むことができます。
踏んでからボードが沈んで曲がって、しなったボードが元に戻ろうとして跳ね返ってくるのが凄く強いんです。
この強いバネのように跳ね上がる高反発性能は、『SPEED FLEX』と呼ばれているXTRフォーム独自のものなんです。
早く跳ね返るので、ボードを踏むとキュンキュンと加速します。車に例えるとアクセルを急に踏んだ感じと似ています。
何故、POLYのようなフレックスを再現することができたのか?
通常ロストのPOLYボードで使っているアークティック社のブランクス(フォーム)などは、木製ストリンガーを3枚張り合わせているものになるのですが、『XTR-FX』ボードのXTRブランクスは、たった1枚にしていることが効果絶大で、木製ストリンガーストリンガーが1/3の薄さしか無いですから当然なんです。
両レールにバキューム工法で張付けし搭載された新スクエアカーボンのカーボン素材自体も、大きめのカーボンなので、小さな四角いスクエアカーボン素材よりもフレックス性に優れていて以前の、3D CARBOLICのケブラーカーボン素材よりも格段にやわらかいのでボードがフレックスしてくれるんですよ。
『XTR-FX』素材で乗れる即乗れるボードの現在6モデルあります。
『LAYZ POTATO』
http://www.luvsurf.co.jp/models/lost/layz-potato
『COUTH POTATO』
http://www.luvsurf.co.jp/models/lost/couch-potato
『SUB-DRIVER-JP』
http://www.luvsurf.co.jp/models/lost/sub-driver-jp
『SUB-SCORCHER II』
http://www.luvsurf.co.jp/models/lost/sub-scorcher2
『BEACH BUGGY』
http://www.luvsurf.co.jp/models/lost/beach-buggy
『STEALTH II』
http://www.luvsurf.co.jp/models/lost/stealth-ii
XTRボードは固いというイメージを覆す『XTR-FX』のフレックス感は乗った方にしか体感できませんが
今までXTRボードに乗っていた方は絶対に一番その違いが判ると思いますので、是非、お試し頂きたいです。
もちろん、初めて、POLYからXTRボードに乗る方にも高反発『SPEED FLEX』性能は違和感なくPOLYボードから乗っていただけますので、おすすめです。
高反発『SPEED FLEX』性能と、
もう1つ、『XTRーFX』ボードを選ぶ理由は防水性です。
もうご存知だと思いますが、『XTRーFX』に使われているブランクス(フォーム)は吸水しません。
ボードをいつまでも軽く乗っていることができるのですよ!(コレ意外と知らない方が多いので覚えておいてくださいね)
こんにちは西井です。 長年のプロサーファーとしてのノウハウと、カリフォルニアサーフインダストリーとの太いコネクションとLostのシェイパー"メイヘム”との20年を超えるリレーションシップによりLOST&Placeboサーフボードの正規輸入総代理店 「LUVSURF」 を東京都大田区で1996年からやっております。リニューアルされたWEBサイトでは毎日24’sブログを更新しておりますので、ぜひチェックしてください。