2012.12.11
24's BLOG
『CORK』ボードについて詳しく解説させていただきます。
12月20日頃から日本で販売が開始されるCORKボードについて詳しく解説させていただきます。
このLOST『コルク』SURFBOARDは、
とても多くの手間と時間をかけて制作されている希少価値のあるボードです。
2.1オンスの強度のあるEPSフォームをコアを、
特種なエポキシ樹脂で、密度があり表面強度が出るクロスを贅沢に使用し、
デッキに『コルク』を貼り、レールにカーボンを巻き付け
丹念に72時間かけて真空パックの状態を作り出すバキュームグラスする機械を使用し、
エポキシグラス層を含む全ての素材をEPSフォームに吸着させて制作されています。
デッキに約5mm厚の『コルク』が貼られているのがこのボードの大きな特徴です。
その為、ボードデッキ前面がトラクション効果がありスタンスした前後の足は、
滑りませんので、このボードには、WAXを塗る必要がありません。
ノーズからテールにかけて全てのレールにはカーボンが張付けられています。
ボード全体をカーボン枠に入れて、テニスのラケットの様な構造になっています。
カーボンレールとコルクの繋ぎ目はサンディング後、
ブラックピンラインで装飾され見た目もとても美しく高級感の有る仕上りです。
さらにカーボンレールには、極薄のホットコートを塗り磨くことによりエポキシ独特な光沢を持たせています。
ボトム側のマークは通常のボードと同じものですが、
デッキ側のマークはコルクを手作業で焼き付けしているマークです。
当たり前ですがリーシュプラグもこのように美しくビルトインされています。
MAYHEMの自筆ペンシルサインやボードディメンションも堂々と入っています。
日本向けに開発されている正規輸入マークもボトムテール部に入ります。
ボード自体はとても軽く仕上がっています。
乗り味は、柔らかいフレックスのEPSコアのしなやかさでスプリングのように
反発するボードです。過去にあった、FIVER-FLEXや、Placebo-FLEXLITE/FLEXLITE-TURBOのような柔らかいフレックスの好む方に気に入っていただけるボードです。フラットなセクションでもフレックスを利用してスピードが出てサーフィンできるのでどちらかと言うと小波のビーチブレイクに向いている軽やかサーフできる動きが早いボードです。
『コルク』自体に浮力があるのでボードに記載されているCL値よりも若干浮力が出るのでPOLYボードなどに比べてパドルやテイクオフが早くなることもお伝えしておきます。
このブログを書いたスタッフ
こんにちは西井です。 長年のプロサーファーとしてのノウハウと、カリフォルニアサーフインダストリーとの太いコネクションとLostのシェイパー"メイヘム”との20年を超えるリレーションシップによりLOST&Placeboサーフボードの正規輸入総代理店 「LUVSURF」 を東京都大田区で1996年からやっております。リニューアルされたWEBサイトでは毎日24’sブログを更新しておりますので、ぜひチェックしてください。