皆さんへもお伝えしたい『MAYHEM』のボード理論。
USで発行されている『STUBマガジン』に掲載されていた、
メイヘムへのショートインタビューの内容の中に、
皆さんへもお伝えしたいことが書かれていたので、
お伝えしたい部分をブログに掲載させていただきます。
みんなが知っておくべきサーフボードのデザインについて。
合っていないサーフィン道具で多くの時間とお金を費やさないために!
よりよいサーフィンが出来るように!
短い読み物です。
これは今世界でもっともボード理論に優れているシェイパーの
マットバイオロスからの情報です。(STUBマガジン)
■ボードにあるまっすぐなロッカーは、パドルが早くなります。
パドルは、ゲーム中に50%以上を占める重要な動きです。
まず波をキャッチしないと、波に乗ることができません。
3人の友達と小さい風波でサーフィンをするときも、
やっぱり波をキャッチするために友達同士で競わなくてはいけません。
■テールの形は、あなたが思うほど需要ではないのです。
テールに向かっていく幅が同じであれば、スクエアも、スカッシュも、ダイアモンドも、
スワロウテールも同じような動きをします。
しかしラウンドテールや、ピンテールは、レールラインを削っているので、
少しホールドしやすく、ラディカルなターンがサクっと決まるでしょう。
■私は、後足/前足の全足によるサーフィン理論には賛成しません。
私は、サーフィンの基本は後足の使い方にあると思っています。
あなたは後足が弱いサーファーか、
また、後足が強いサーファーかのどちらかでしょう。
それは強く押すことができるか、押すことができないかなのです。
■あなたのボードのアウトラインを見てみてください。
まっすぐなアウトラインは、早く進みます。
カーブがかかったアウトラインは、ターンを補助します。シンプルですね。
■ロッカーがまっすぐであればあるほど、より後方に立つ必要があります。
ロッカーがボード全体にあるボードには、より大きなスタンスのスィートポイントが存在します。
■マジックナンバーと言うナンバーがあります。
あなたの体重とボードの体積の比率です。
どんなものか説明しましょう。私のチームライダーの1人、シェア ロペスが、私のボードは、なんておおっきいんだ、
と私をからかったことがあります。私達はカクテルを片手にローワーに向かいながら、彼は私の板を触って言ったのです。
なんてかっこ悪いボードなんだ」と。だから、私は「私は太っていて、40歳だ。
わかるか、その意味が。私のボリューム(体積)とウエイト(体重)の比率は、オマエの率と変わらないんだ。
私は、オマエより30%重く、30%大きいんだ。そして、私は工場職で、おまえはプロのアスリートだと言ったのです。
■サーフボードは、バランスが全てといえます。
シェイパーは、あなたの特別な注文のカスタムオーダボードを作っているときはいつも綱渡りをしているようなものです。
もし、すごくロッカーがきいた板やレールが薄いボードが欲しいというならば、そのボードをシェイプするには、
バランスを考えて作らないといけないのです。
もしひとつの要素が極度のものであると、そのボードの残りの要素は、
その極度さを中和さえるようにバランスを保つように機能しなくてはいけなってしまうのです。
”Everything is balance”
こんにちは西井です。 長年のプロサーファーとしてのノウハウと、カリフォルニアサーフインダストリーとの太いコネクションとLostのシェイパー"メイヘム”との20年を超えるリレーションシップによりLOST&Placeboサーフボードの正規輸入総代理店 「LUVSURF」 を東京都大田区で1996年からやっております。リニューアルされたWEBサイトでは毎日24’sブログを更新しておりますので、ぜひチェックしてください。