千葉南の波と『RNF-RETRO』の使用レポート！

2019.01.23

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みなさま、こんにちは。スタッフのユウジです。先日、千葉南の大原駐車場に行ってきましたので、
その波情報とLOSTファンなら誰もが気になる『RNF-RETRO』の試乗レポートをご紹介したいと思います。
この日の大原駐車場ポイントはサイズはコシ～ハラくらいで風は北北東サイドオフが中くらい吹いていました。
基本的には力のないインサイドよりのショアブレイクで、切れ目からなんとか走るのがやっとのコンディションでした。

そんなイマイチコンディションの中『RNF-RETRO』の登場です。

ちょうどのこのタイミングでLOSTサーフボードの試乗会をやっていた、千倉の「DAKINI SURF&BEACH」さんのご協力で『RNF-RETRO』はPOLYの5’2とC4で5’3と5’4。あと『DIABLO-X』C4で5’8の贅沢な４本を、僕と僕の兄と「DAKINI」のオーナーでLOSTガールライダー、アノンちゃんのお父さんの松岡さん。その３人で回し乗りをした訳です。
さて早速本題の乗り比べの感想ですが、とにかく『RNF-RETRO』はすごいボードです。

僕ははじめ『DIABLO-X』で入ったのですが、とにかく力のないショアブレイクだったので、切れ目を見つけてなんとか走って、小さくワンアクションが限界でした。
それでもちゃんと走れたのでやはり『DIABLO-X』は守備範囲が広いモデルだと再確認しました。

そして『RNF-RETRO』に乗り換えると、まず１本目は初速の速さに驚き転んでしまいした。
小波最強の超浮力ボード『BEAN BAG』のような初速の速さでした。２本目はそれを踏まえてテイクオフ。
驚きの初速から減速することなくボトムに下り、『BEAN BAG』を動かす要領でボトムターンすると、『BEAN BAG』はふわっと浮き上がるようにトップに登りくるっと回るようなトップターンに繋がるのですが、『RNF-RETRO』はなんとボトムターンの時点でテール側のレールがぐいっと入り、いきなり縦にボードが上がります。しかも減速することなく。
スピードに乗った状態で縦にボードが上がるので、トップではしっかりとしたアクションが決まり、さらにまた加速していきます。
その結果、周りの方々がほぼテイクオフオンリーの状態の中、『RNF-RETRO』に乗る、僕と兄と松岡さんの３人だけコンスタントに２〜３アクションを決めるという異様な光景を生み出していました。
さらにサイズ違いで乗り比べてみましたが、176cm、61kgの僕は”5’3”が一番合いました。
サイズ感に関しては人そろぞれ好みがあるので一概には言えませんが、おすすめとしては気持ち小さめのボードに大きめのフィンを合わせると、ドライブが効いて、ターンも鋭いのでモデルの良さが出やすいのではと思います。
そして素材の違いです。POLYとC4ですが、

C4の方がEPSの効果で反発が強く、『RNF-RETRO』の場合はその反発力で全力でトップに駆け上がるようなイメージです。そうすると当然トップアクションが大きくなり、小波でも構わず大きなサーフィンを可能にします。

一方POLYは程よい反発でターンをコントロールしやすいです。
そのため小刻みなターンと大きなターンをコントロールしながら組み合わせることが可能でうまくいくと、C4よりスピードに乗ります。
これも当然好き好きはあると思いますが、高い耐久性と高いアクション性能のC4とコントロールしやすい優しい乗り味のPOLYといった感じがあっていると思います。
なんにしても常識はずれの動きをするモデルです。パワーレスのコンディションの時に持ち出せば、３倍はサーフィンが上手くなったように感じますよ。

ちなみにこの試乗ボードは今は鴨川の『MW SURF SHOP』にございます。興味がある方はお立ち寄りください。
もちろんLuvsurfにご来店いただければ、その場で試乗はできませんが、多くのストックボードを手に取ってもらいながら詳しくご説明できますので、ぜひご来店ください！
お電話もお待ちしております！