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必見！
LOST『SHONAN WARRIOR』デザイナー本人”MAYHEM”の解説動画をご覧ください！

2019年の新モデル、しかも日本限定モデルだ

このモデルは本当に楽しくデザインしたよ

この10年、俺は日本に何回も行って、東京の夜だったりパーティーしたり本当に楽しんでる

千葉でいい波でサーフしたりしたけど湘南では、たるくてパワーのない波でサーフした

そんな波なのに100人以上もサーフしてる激混みでさ

週末なんか、ロングボードからショートボードまで、どこも人だらけだ

しかも波はソフトでだらだらだったんだよ

その時、この波と人混みに特化したボードが必要だと思ったんだ

軽快に波をすべれて、細かいターンが自在にできる、今流行りのフォイルボードの乗り味っていうのかな

すいすい波に乗れて、突っ込んでくるロングボード、子供や初心者を避けれる

膝波のダラダラな波の話をしてるんだからな

そこでこのボード、俺メイヘムがデザインした『湘南ウォーリーアー』モデルだ

まさにこれは湘南サーフィン用の秘密兵器ってとこだな

膝波のたるい波に特化している

60才のおっさんだろうが、6才の子供だろうが若い上級者だろうが、誰でも楽しめる超小波特化型だ

ベースとなったのはビーンバッグ

ビーンバッグのラウンドノーズアウトラインとフラット気味のロッカー

でも先端部分だけロッカーをつけてあるからささることもない

アウトラインはベースとなるビーンバッグと同様にミドル部分がストレートなアウトラインになっている

ビーンバッグのテールはノーズに近いアウトラインでラウンドテールだった

でも湘南ウォーリアーはスカッシュテールだからもっと鋭角に素早くボードをねかすことができる

大きめのウイングを採用して、テール部分のワイズを抑えてあるのはコントロール性能をあげるためだ

ウイングよりもテールよりに後ろ足があるかぎりボードのコントロールが容易になる仕組みなのさ

細いストリンガーと一層のSクロスだからティントでカラーを入れても軽量なボードなんだ

だから機敏に反応するし、加速するボトムターンが軽快にできる

湘南ウォリアーがなぜ、浮き上がりながら機敏で高性能なのか、もちろん秘密があるんだ

ノーズからテールまでゆるいVコンケーブを組み込み、テール部分がもっとも深くなっている

このテール部分の深いVコンケーブが一気に水を流し反発を生む

この秘密のコンケーブをわかりやすく見せよう

湘南ウォーリアーはダブルコンケーブ、まー俺はこれをホールって呼んでるんだ

このボトムデザインは、俺がシェイプを学び始めたときに知人のジム・ホールが教えてくれたんだ

当時のジムは80年代スタイルのツインやクアッドの分厚いボードをシェイプしていてね

今の俺みたいなおっさんサーファーや90kg以上のヘビー級のサーファーにものれるようなサーフボードだな

分厚かったが、シングルコンケーブとは組み合わせなかった

その代わりにレール部分を残しボトムのロッカーに合わせてダブルコンケーブを組み合わせた

このボトムデザインは、ダラダラな波でもボートを浮き上がらせ、スイスイと小回りがきくんだ

ワイドで厚みのあるボードにシングルコンケーブを組み合わせると、減速しやすくなる場合がある

水面のギャップをひろってしまいっていうのかな

軽快なコントロールができないんだ

でも、このボトムデザインは、ボードを浮き上がらせて、しかも俊敏で反応がいいターン性能を持っている

だが通常このボトムデザインは採用しない

極端にワイドなボードや超小波専用ボードにだけ相性がいい、そんなクールなボトムデザインなんだ

テール付近はVコンケーブ

後ろ足のエリアはダブルコンケーブからVコンケーブへと抜けていく

だからボードのコントロールがしやすく、後ろ足でその感覚を感じることができる

レールを入れたクイックなターンができるし、スピードコントロールも容易になるのさ

このエリアはダブルコンケーブだがレール側はバベルボトムになっている

ノーズエリアをフラット気味なコンケーブにしてあるからボードが沈む事なくフローするのさ

センターに向かってダブルコンケーブになっていき、レール部分のバベルボトムでルースな動きができる

俺が日本の夏、激混みの膝波だったなら絶対にこのボードを選ぶよ

これが日本のためだけに俺メイヘムがデザインした『湘南ウォリアー』だ

[vimeo]https://vimeo.com/328677729[/vimeo]