必見!LOST『CARBON WRAP』 MAYHEM 本人が語る詳しい解説ムービー
そしてビジュアルでは、この2バンドのカーボンラインだ。ノーズから近い距離でスタートして、テールへと徐々に左右へと広がっていき、フロントフィンの手前でデッキ面へとまわりこんでいく。これが”カーボンラップ”と呼ばれる由縁だな。この技術で作られたフレックスはどんなものなのかノーズは堅く、カーボンバンドが広がるにつれて、フレックスが増してくる。そしてカーボンがデッキ面にまわりこんでくる、このフロントフィン部分が、ドアの金具”ちょうつがい”みたいなもんかな。間違いなく楽しくサーフィンできる。テール部分のカーボンバンドは性能だけじゃなく、補強の役割もしている。今ではスタンダードになったカーボンパッチ補強と同じなんだ。
ボトムは通常のボードと同じようにグラッシングするが、高品質のSグラスを使用している。
そしてデッキ面は45度に交差するXグラスを使用している。
最も重要なのは、軽く仕上げた部分は負荷かかかることによってのビビや折れる可能性が高いが、それを軽減してくれる。そしてフットプレッシャーを拡散軽減するんだ。
前足がここで、後ろ足はこの辺りになる。通常のグラスはノーズからテール、レールからレールへと90度に交差している。踏んだ時のプレッシャーはこの範囲だけがレールへとかかっていくわけだ。
しかし、Xグラスの場合はいろんな方向へとコネクトして、より多いエリアでレールへとつながっている。それはXグラスによって効果的にレールをコントロールできるということだ。
ビジュアル的にもクールで魅力的なウェブフューズ・カーボンは、もちろん意味があって、その役割は大きい。サーファーの体重からくるプレッシャーによる凹みを軽減するのが一つ。ほとんどの現代のハイパフォーマンスボードは、足の形に凹んでいって、それが足にフィットしていい感じになっていたりする。ナイキの靴で歩いたり、走ったりするようなもんだな。
つまりこれは、足の形にフィットするようにも考えてある。センターのウェブフューズ・カーボンがレールとレールの間に窪みを作るようになっているんだ。しかし、他メーカーのストリンガーレスEPSはセンターに何もない。しかし、これはゆるい弓形になっているために最初から足にフィットする感覚が得られるんだ。つま先と踵部分が窪んでいるような感じで、センターにゆるいカーブができるからね。
いきなり履きなれた靴の感覚だ。
ボードのセンターが凹むのを防ぎ、折れたり、壊れるのを防止する
反応がよくて、フレックスして、ドライブしたターンができる。前足部分はカーボンバンドがセンターに集まっていて、硬い感覚があるはずだ。特にデッキ面にもカーボンを使用している場合はなおさらだ
なぜならカーボンには高速に反応する形状記憶能力があるからだ。そのフレックスでターンを前方へと加速させる。個人的に思うのは、世の中にはたくさんのテクノロジーや素材があるけど、カーボンラップが一番簡単に理解しやすいと思う。カーボンラップがどんな性能を生み出し、どうなっているのかが見た目で理解してもらえるんじゃないだろうか。見た目もかっこいいし、ボードのどこがフレックスして、それがなぜなのかも理解しやすい、それがカーボンラップだ!!!!!!
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では、その動画をじっくりと何度もご覧くださいね!
こんにちは西井です。 長年のプロサーファーとしてのノウハウと、カリフォルニアサーフインダストリーとの太いコネクションとLostのシェイパー"メイヘム”との20年を超えるリレーションシップによりLOST&Placeboサーフボードの正規輸入総代理店 「LUVSURF」 を東京都大田区で1996年からやっております。リニューアルされたWEBサイトでは毎日24’sブログを更新しておりますので、ぜひチェックしてください。