WCT Cold Water Classic『MAYHEM』観戦レポート
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北カリフォルニアから戻ってきた『MAYHEM』のレポートです。
タジが見事に優勝した北カリフォルニアのCold Water Classic、WCT観戦から戻ってきました。
北カリフォルニアに行っていたメイン理由は、もちろん、Oneill Cold Water Classicです。
コロへ、ブレット、ジュリアン、そしてアダム・メリングにボードをいくつか作りました。
タジ曰く、ローワーとヨーロッパの大会用に作った今あるボードの調子がいいそうです。
全体的に、ラウンド1は、我々にとってひどいものでした。
ブレットは調子よく波に乗っていましたが、いい波は一本だけ。
(8.33ポイント。そのヒートではベストスコア)
コロへとアダム・メリング、キーレン・ペロー(ローワーの大会用に作ったF1stub使用)も、いいサーフィンをしていましたが、2本目の波に乗れず、3人ともR3への道は閉ざされてしまった。
一方、タジは、2本の波を決め、ラウンド3へジャンプアップ。
彼のひねり出した激しいリップへの当たり、無謀さは、彼を壇上に上げた要因でしょう。
ラウンド1のブレット。
彼の8.33を出したときの演技の写真です。
彼は、この大会の地形にあわせDriver (6’1″ 18.88″ 2.38″)を選びました。
今シーズンもっとも多くの場面で使用してきたWhiplashesよりテールロッカーがゆるいものを好みました。
正直、彼のパワーにうまく反応しているので、ラウンド1での彼の8.33ポイントをチェックしてみてください。
滞在中、サーフィンしたり、買い物したり、アンディーノ達と小さい規模のゴルフに行ったりして過ごしていました。
ラウンド2は、結局小さく、一貫性のない波で行われました。が、少しずつ良くなっていきました。
ラウンド2でコロヘは、とてもスマートなサーフィンをしており、ジェレミィー(Jeremey Flore)に積極的に挑んでいた。テクニカルなエアーをしてパワフルにフィニッシュや、フィンを自由にして乗りこなした動きもあったが、ヒート中の波はとても小さかった。ジェレミィーは、このヒートでのベストウェーブを2本、、、おそらく3本捉え、早くそして鋭く乗りこなした。小さな波の壁を粉々にぶちかますところをヒートのレビューで見てみてください。ラウンド2は、最悪なスタートだった午前中、MAYHEMライダー達の激しい争いが続いた。ブレットは破れ、ジュリアン、メリング、そして、キーラン(ラウンド1で彼はNEWスクールサーフィンで、悠々とサーフしていた)までも負けた。正直、彼らが何か飲んで強くなるものを探したい気分だった。
ラウンド2後、MAYHEMライダーは、まだ1馬残っていました。それは、タジです。
ラウンド2のジュリアンについてだが、私は、彼が必要としているポイント7.2をただき出したと本当に思った。それは明らかに、そのヒートでの1本目7.1よりいいサーフだったのに。信じられない。彼が使用したボードは、F1-stubの6’0.5 18.56 2.32″を使用。それは、数週間前、ポルトガルでのファイナルで乗ったボードをベースに作ったボード。
ラウンド2のブレット
Driverの 5’10 18.50 2.15に乗ったラウンド2のメリング。彼は、と〜ってもいいサーフをしていた。
めったにいい方向に事が進まない彼。彼の足下でボードがどう動くかを見ていて、私はとても興奮しました。
彼は、ただ、そのヒートで、いい波を2本のることが出来なかっただけなのです。
そしてそこからは、全てタジにかかった。彼は、決してマックスに荒れ狂うレベルにはならず、1つのヒートで2つのビックポイントを獲得することはあまりしない。とはいえ、ファイナルに登り詰めるために、WTのグーフィー達の心臓部を引き裂いたのだ。
ラウンド3ではジェイソンとのヒート(彼はラウンド2で、ファミングを倒した)。
そしてラウンド4では、ガブリエル(と、アドリアーノ)。
ラウンド5は、シャンプアップ。
クオーターファイナルでは、またしてもガブリエルが相手となった
(ミドルピークのレフトは、ガブリエルにとってフロントサイドの驚きのエアーを続けるには、少しばかり大きすぎで遠かったようで、バックサイドのエアーの着地を惜しくもミス)
そして、ジャイアントキラーと呼ばれるトラビス・ロギーがタジのセミファイナルの相手。
(この大会で私のお気に入りとなるタジのターンはこのヒートだった)
ファイナルでは、みんなの友達、、、マット・ウィルコが相手。
タジは、2つのほぼ同一に等しいWHIPLASHx Taji B 5’10 18.38 2.18 たった24 lc以下のボードをうまく乗りこなした。
これが、タジのCold Water Classicで栄光をもたらした証拠写真。
そして、大会のあと、ジュリアンは、大会が行われたクラッシックブレイクで何本か波に乗っていた。
スティーマーレーンのポストカードに載るような波がまだ残っていててそれはサーファー達がリスペクトする波だった。
こんにちは西井です。 長年のプロサーファーとしてのノウハウと、カリフォルニアサーフインダストリーとの太いコネクションとLostのシェイパー"メイヘム”との20年を超えるリレーションシップによりLOST&Placeboサーフボードの正規輸入総代理店 「LUVSURF」 を東京都大田区で1996年からやっております。リニューアルされたWEBサイトでは毎日24’sブログを更新しておりますので、ぜひチェックしてください。