『20世紀最後の天才シェイパー』と言う由縁とは?
メイヘム『AIRQUEST』シェイプの手順、未公開写真をどうぞ!
マシンカットされた、フォームをこのよう計測して、
クエストシリーズの特徴である、段差のあるエレベーターウイングの位置を決めます。
************************************
エレベーターウイングのエレベターとは、上下に動くエレベターのようなので、
ネーミングされました。ターンをしようとした時に、段差があり、
レールが上下に動き、レール反応が良く、ターンに入る初動のきっかけを
掴み易くしてくれる機能を持っています。
************************************
テールの形状のアウトラインは、このように日本製ノコギリで切込みを入れます。
その他の角度の有る、おおまかな形は、電動サンダーでこのように削り込み、
さらに、木製の板に荒いサンドペーパーを貼付けた、
メイヘム自作の道具で攻め込みます。
メイヘムが一番大事にシェイプするレールは、ボードが水の中でどんな動きをするか
想像しながら形取っていくのだそうです。
テール形状の仕上げは丸めたサンドペーパーで繊細な部分を整えていきます。
メイヘムの凄いところは、右手も左手も、両方の手を使いシェイプできるところです。
両手を使ってシェイプできるシェイパーは過去にも極僅かしかいないそうで、
メイヘムが『20世紀最後の天才シェイパー』と言われている由縁です。
ボトムのコンケーブをこのスポンジに張り付いたきめ細かいサンドペーパーで仕上げます。
最後に、鉛筆でシェイプサインとボードのサイズ/モデル名を書き込んで完成です。
メイヘムの日本のユーザーの為に渾身のシェイプデザインでリリースされた、
パドルやテイクオフも早く、短く軽快で動きも良い
AIRQUESTを皆さんもいかかですが!
こんにちは西井です。 長年のプロサーファーとしてのノウハウと、カリフォルニアサーフインダストリーとの太いコネクションとLostのシェイパー"メイヘム”との20年を超えるリレーションシップによりLOST&Placeboサーフボードの正規輸入総代理店 「LUVSURF」 を東京都大田区で1996年からやっております。リニューアルされたWEBサイトでは毎日24’sブログを更新しておりますので、ぜひチェックしてください。