FLEXLITE-HYPER継続販売記念!『新旧PLACEBO徹底比較』
みなさまこんにちは。スタッフのユウジです。
今日は波レポではないのですが、
2017年に発売されたPLACEBOの
『FLEXLITE-HYPER』の2018年継続が決まったので、
ここで改めて1世代前の『FLEXLITE-BOOST』と比較しながら
その性能を細かく紹介していきたいと思います。
さて早速ですが、2つのボード並べました。
ぱっと見は同じボードのようですが、
左は2017年のニューモデル『FLEXLITE-HYPER』仕様の『EL-DIABLO PLUS』。
右は1世代前の『FLEXLITE-BOOST』仕様の『CONQUEST EL-DIABLO』。
サイズは2本とも5’10″です。
『EL-DIABLO PLUS』は『CONQUEST EL-DIABLO』に
エレベーターウイングと2チャンネルを加えて、
加速と運動性能を大幅にプラスしたモデルです。
そのためノーズロッカーやアウトラインを比較しても
大きな違いはありませんが、テールを比べるとかなり違いがあります。
チャンネルはもちろんですが、テールの幅やボリュームが小さくなっているのがわかります。
これだけでも運動性能が大きく違うのが頷けます。
しかし、今日は仕様の比較ですので、
モデルの比較はこのくらいにしておいて次に進みます。
HYPERとBOOSTの2つを比較するとまず目につくのは
ボトムのカーボンの違いだと思います。
HYPERはBOOSTに比べ太いカーボンが直線的に2本入っています。
これによりHYPERはBOOSTよりもノーズはクイックにダイレクトに反応し、
テールは柔らかく踏み込めるようになっています。
しかし、カーボンを太くすると反発力が強くなる反面、当然ボード全体が硬くなります。
硬くなってしまってはボードの性能は下がります。
そこでHYPERはボード内部のPVCシートを見直し、
強度はそのままでより柔らかい新しいものに変更しています。
こちらはBOOSTを踏んだ写真です。
そしてこちらはHYPERを踏んだ写真です。
写真では伝わりづらいのですが、明らかにHYPERの方が沈み込んでいます。
踏んだ瞬間の感触も圧倒的にHYPERの方が柔らかかったです。
『FLEXLITE-HYPER』の肝はこの柔らかさと太いカーボンのスプリングバックです。
ターン時に柔らかく沈み込んで強く跳ね返るので、
パワーのない波でもアクションしやすく、
パワフルでフェイスの硬い波でもレールが入りやすいのです。
こちらはだいぶ前に千倉で開かれた試乗会で
ラヴサーフオフィシャルカメラマンの兄に撮ってもらった写真です。
波は小さくブレイクもワイドでしたが、『FLEXLITE-HYPER』の
加速性能と運動性能で何とかワンアクションメイクできました。
少し前に期間限定でPLACEBOの旧モデルを最新の
『FLEXLITE-HYPER』仕様でオーダーできるキャンペーンをやりましたが、
その際にオーダーして『NEW RIPQUEST』や『FISHQUEST ll』を
手に入れたお客様から、モデルもサイズも同じなのに明らかに動きが違う。
最高に調子いい!という声をいただいて僕も確信しました。
『FLEXLITE-HYPER』はPLACEBO史上最高のフレックス性能です!
2018年も継続販売ですので、
少し前のPLACEBOを愛用されている方も、
まだPLACEBOに乗ったことがない方、
PLACEBOをちょっと毛嫌いされている方もぜひお試しいただきたいと思います。
ビックリするフレックス性能ですよ!
それではまた、波レポも含めいい情報がありましたらご紹介してまいります。
よろしくお願いします!